問い合せ

一般社団法人設立趣旨

厚生労働省(以下「厚労省」という。)によると、全国でひきこもりの家族がいる家庭は、2006年度の推計で約26万世帯いると発表。ある調査では、ひきこもり・不登校が160万人いるとも言われている。

厚労省では、2009年度から補助金を交付し、都道府県や政令指定都市に相談窓口を設ける制度をスタートさせ、社会福祉士などの専門職が対応しているが、人手が限られており、市町村レベルでのきめ細かな支援が難しいのが現状である。そこで、厚労省では、2013年度から、ひきこもりやその家族を支援する「ひきこもりサポーター」を養成して、経験者やその家族をサポーターとして家庭へ派遣して、学校や職場への復帰に向けて助言するほか、専門職の相談支援も紹介することとしている。これまで社会福祉士ら専門職が家庭訪問していたが、人手不足が深刻化(サポーター一人で約100人の支援を担当している者も)しているとのこと。

サポーターになるには、各都道府県などが開く養成研修を受講し、修了後に登録される必要がある。市町村は本人や家族から訪問要請を受けると、近くに住む登録者を選び、各家庭へ毎月1~2回ほど派遣する。サポーターは10,000人を目標にするという。

2030年には、日本の人口の中で、65歳以上が3人に1人の割合となるとの報告もなされている。労働人口が減少する中、若者が自宅に引きこもっていては家族だけでなく、日本社会にとっても大きな負の要因となる。

当法人(リスタート・ヒューマン協会)でも「ひきこもりや不登校」の社会問題に取り組むこととした。

ひきこもりや不登校の人たちには、学校や職場の問題、メンタルの問題、家族関係の問題、脳の器質的な問題など、それぞれ異なる問題を抱えており、その人たちに気づきを生ませることは容易なことではないものの、今まで、刑務所や少年院で犯罪者や非行少年たちと向き合い、気づきを生ませ、生き方を変えさせた元矯正職員や矯正教育に携わってきた外部講師なども多くいるので、その人たちをまとめて、一つの法人としてこの問題に取組み、社会貢献しようと考えている。

○ 人間関係をしっかりと構築できる社会人になるための各種講座を「人材育成教育研修」として当面は関西地区などで実施する。

現代社会では、核家族化でしかも家庭内でも家族と顔を合わせなくても済み、近所付き合いはなく、情報はネット・携帯などで得ることができ、深夜でもコンビニなどは営業していることから、他人との良好なコミュニケーションを築けないまま、社会人になる人が多く、そこでドロップアウトする人も多い。現代人の昼夜逆転の生活、そしてネット依存の生活は、ひきこりの原因にもなっている。

そこで当法人では、社会人になるための基本である「人間関係の構築のための講座」、「社会人マナー」、「話し方教室」「小中学生をかかえる親へのコーチング」「傾聴」「童話・絵本の読み聞かせ指導」「見方・考え方・発想を変えることによって、もっと楽な生き方を学ぶ講座」などを京都・大阪・岡山・福岡などで開催して、就職してもリタイヤしない「健全なそして強靭な精神を持った社会人」を育てることを目標に取り組むこととした。

活動内容

同協会は、矯正施設(刑務所・少年院)の元職員、矯正施設において受刑者や非行少年の改善指導に携わっている外部講師等の人の集まりで、主に西日本を中心に活動しているが、今後は、矯正施設の元職員で地元へ帰る人たちを受け皿として、活動範囲を日本全国に拡大していきたいと考えている

活動内容は、ひきこもりや不登校の子を抱える家族とのメール相談及び家庭訪問などを中心に、矯正施設の元職員など、犯罪者や非行少年に気づきを生ませた経験を生かして、彼らが抱えている問題に取組む。

当協会は、ひきこもり支援事業、ひきこもり支援相談員の育成事業、人材育成事業の3本柱で業務を行う。

1.ひきこもり支援事業
不登校やひきこもりは、全国的に160万人いると言われている。それぞれが抱える問題はさまざまであり、簡単には問題解決はできない。
ひきこもりや不登校は、虐待やネグレクトが原因かといえば、一部はあるかもしれないが、普通の家庭で起きている。中には、一生懸命に育てた挙句にひきこもりになったケース、親の期待とは裏腹にいっぱい、いっぱいになったケース、親子のボタンの掛け違いが原因になったケース、親の刷り込みが原因になったケース、もちろん学校でのいじめが原因だったり、学校の先生と相性が合わずに引きこもりになったケースなど誰一人として、同じケースは存在しない。
共通して言えるのは、子供たちは何が原因かも分からず、大きく傷ついている。親も原因が分からないままなすすべがないというのが現実である。
私共が一番危惧しているのは、ひきこもりや不登校の子は、精神的に「抑圧状態」が続いており、抑圧が大きければ大きいほど、もの凄い勢いで爆発する。それが外部に出た場合、大きな事故や事件に繋がる。そのような不幸な事故や事件を引き起こさないためにも、早い段階での人との関わりが大切になってくる。
ひきこもりの子供に対しては、ただ共感して寄り添うだけではなく、その子が抱える原因や問題をしっかりと受けとめてやることが必要になる。その聴く技法などをひきこもり支援アドバイザーの育成事業で行う。
ひきこもり支援事業の中でも、最終段階では、ひきこもり等の子供らを合宿生活させ、しっかりと太陽を浴びさせて、「セロトニン」を活性化させ、農作業、ストレス耐性を高める呼吸法、チャイルドを取り戻すための日課を体験してもらう。昼夜逆転の生活を改め、脳内神経伝達物質が正常に作用し、自己免疫力を高めて社会や学校生活がおくれるような人に育て直しをする。社会人にあっては、就労支援までサポートしていく。
また、人生、生きづらさを感じている人たちへの相談支援を行う。仕事や学校生活において、悩んでいる人にカウンセリングを通して寄り添う事業も併せて行う。
2.ひきこもり支援アドバイザーの育成事業
当協会での同アドバイザーは、基礎的な学問を学んで、かつ、実践で苦労し、それを乗り越えた人を充てる。そのための近道となる同アドバイザー育成教育を用意している。それを受講した人たちには、認定証を授け、第一線で活躍してもらう。また、同アドバイザーになったとしても未熟であり、それぞれ担当する実例を「ケース検討会」を通じて、公認インストラクターにより、指導してもらい、一人前になってもらう。
3.人材育成事業
最近では、ネット社会の進化とともに、人間関係の築けない若者が多くなっており、社会人になる前に学んでおきたい講座、親子のコーチング、傾聴、童話・絵本の読み聞かせ指導、見方・考え方・発想を変えることによってもっと楽な生き方を学ぶ講座など、よりよい社会人を育てるための各種講座を、京都・大阪・岡山・福岡を中心に開催するなどして、柔軟で、強靭な精神力を持った若者たちを育成していきたいと考えている。各種講座の日程等は、ホームページにその都度掲載する。

法人詳細

法人情報
法人名 一般社団法人リスタート・ヒューマン協会
代表理事 平田利治
住所 〒830-1211 福岡県三井郡大刀洗町大字本郷84-1
携帯 070-5347-6989
電話 0942-77-0905
メール restart_ai@emobile.ne.jp
代表理事経歴
昭和51年3月 福岡大学法学部卒
昭和51年4月 法務省入省
以来37年間、法務本省・矯正管区・刑務所・拘置所で勤務。
松本少年刑務所長、奈良少年刑務所長、岡山刑務所長、大阪刑務所長を歴任。
平成25年3月 大阪刑務所長退官
平成25年7月8日 一般社団法人リスタート・ヒューマン協会設立
活動地域
大阪支部 ひきこもり支援インストラクター 西田淑子
《個人のホームページ》http://www.room145.com
ひきこもり支援インストラクター 瀧本博史
《個人のホームページ》http://ameblo.jp/sangyo-nlp/
《プロフィール》http://profile.ne.jp/pf/office-takimoto/
岡山支部 ひきこもり支援インストラクター 伊藤慶治
福岡本部 一社)リスタート・ヒューマン協会代表理事 平田利治

名誉会員

立命館大学産業社会学部 岡本茂樹教授

《著書》 反省させると犯罪者になります (新潮新書)